便秘の改善について
便秘になる原因
本当に便秘の症状だけではなくこのようなお悩みはありませんか?
- 自覚的な冷え
- 肩こりや腰痛などのつらさ
- 生理不順、生理痛
便の排泄の意味は、単純に食べたものを排泄するだけではなく、もう一つ重要な働きがあります。
身体から余分な熱を捨てることという役割を持つ便
便は一日1~2回を正常とします。
しかし、3日から数日に一回という便秘の状態では排便する力が弱くそれに加えて、便が長く腹中にあるため熱を吸収して水分がなくなり、一層硬くなっていると考えられます。
便の色も身体の熱の状況を示します
色が抜けて灰色に近いものは身体の冷えを示し、逆に黒に近くなるほど、においが強いほど身体に熱が強くこもっていることを示しています。
熱が身体にこもるということは、身体の熱を調節する力が低下していることであり、身体の芯が冷えていると理解できます。
鍼灸で体を温めて便秘を解消
時折、便秘だからといって冷たい牛乳を飲んで下痢で出すという方がおられますが、一時的に排便できるだけでその後、身体はさらに冷え、症状が強くなってしまうでしょう。
便が出ない身体の状況自体に、何か生活で問題点があることを認識することが重要です。
鍼灸治療は身体を芯から温めますので、身体全体が改善していきます。つまり、便秘を治療することでもあり、腰痛や、肩こり、生理痛の治療をしていることにもなるのです。