鍼灸と整体の違い

整体院さんには行ったことあるけど、鍼灸院は初めてという方も多いのではないでしょうか?

このページでは、治療内容やその効果、資格などにおいて整体院との施術の違いをご説明いたします。

1. 一部の鍼灸院や整体印のような局所ではなく、当院では全身をみて施術をしていく

当院では全身をみて鍼灸を行っていきます

鍼灸院は概ね2つに大別されます。

  • 局所的に鍼や灸をする鍼灸院
  • 全身治療をする鍼灸院

前者(局所治療)を主に行う鍼灸院は施術部位、施術時間によって料金が変わるのが一般的です。

後者(全身治療)を行う鍼灸院は治療時間、施術部位に関わらず料金が一律のところが多いです。当院は後者です。

整体院では・・・

素手によって患部に圧力を加えて揉みほぐす手技や、骨盤矯正、骨格矯正を施すことで正しい姿勢に戻し不調の解消を図るカイロプラクティックなどの手技を行います。

またリラクゼーションとしての手技も存在します。

2. 鍼灸の有効性はWHO(世界保健機構)でも認められている

鍼灸の有効性はWHO(世界保健機構)でも認められている

WHO(世界保健機構)や、NIH(米国国立衛生研究所)の見解によれば以下の通り鍼灸の有効性があると認識されています。

神経系疾患、運動器疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、代謝分泌系疾患、生殖系、泌尿器科系疾患、耳鼻咽喉科系疾患、婦人科系疾患、、眼科系疾患、小児疾患。

とはいえ、それぞれの鍼灸院によって得意分野、苦手分野があるのもまた事実です。

効果の持続性には個人差がありますが、体調が良くなれば基本的に体調管理として月に一回程度の鍼灸施術で十分だと考えられます。

整体院では・・

整体は主に腰痛、肩こり、首の痛みなど運動器疾患を得意としています。

どのような施術でも局所的な施術を行っていれば、症状は繰り返しやすいです。

一方、全身を意識した整体を行えば不調の原因となる要素を取り除くことに繋がります。そうした全身治療を行えば体は自ずと回復していくでしょう。

持続性は個人差がありますが、回復した段階では月に1回の施術ペースで良い体調を保つことができるでしょう。

3.身体の不調以外に施術前後各部位の可動域・変化をしっかり確認

身体の不調以外に施術前後各部位の可動域・変化をしっかり確認

初回で書いていただく問診表をもとに、体の不調がどういった背景から引き起こされているのか探ります。

具体的にはお悩みの自覚的症状はもちろんですが、食欲、睡眠、排泄など基本的な体の代謝がしっかり行われているかを確認し、自覚症状だけでなく、自覚されていない自律神経の症状などの解消も目標に行います。

検査では体の各部位の可動域や痛みの度合いを施術前、施術中、施術後でその変化を確認します。

一般的な整体院では・・・

初回時に記入した問診表をもとに体の可動域や動作痛などを確認して、施術前、施術後の改善の仕方を確認します。

4.鍼灸師(はり師、きゅう師)は厚生労働省から認めた国家資格

鍼灸師(はり師、きゅう師)は厚生労働省から認めた国家資格

鍼灸師(はり師、きゅう師)は独立開業が認められた国家資格です。

一方、整体師またはカイロプラクティックという免許は日本には存在しません。

これが何を意味するか、お判りでしょうか?

医学的な知識や技術が全くなくても「私は整体師です」と名乗り、あなたの大切な体を施術する可能性が常にあるということです。資格の有無が技術の差を生むとは言いませんが、ひとつの目安になるでしょう。

一般的な整体院では・・

とはいえ整体を行う鍼灸師の先生も数多くあります。

当院は鍼灸治療専門院なので整体は行っておりませんが、しんきゅうコンパスという鍼灸院の口コミサイトでは市川市内だけでも実に○○%の鍼灸院でメニューの中に実質上の整体が取り得れ入れられています。(2018年10月調べ)

整体やカイロの需要の高さが伺うことかできます。

しかしながら「整体」「カイロ」「リラクゼーション」「ボディケア」「ほぐし」などを行う施術院に行かれる際はどんなに実務経験が長くても無資格者であるの可能性が高いということを示してます。行かれる際はご留意ください。