肩こりに肩への治療は逆効果
このようなお悩みはありませんか?
- 頭がぼーっとすることが多い
- デスクワークでPC画面を長時間凝視し続ける
- 首を回すとごりごりと音がなる
- 集中力が続かない
肩こりに肩への治療は逆効果になる場合があります
肩や首を揉まれたり、鍼で深く刺されるととても気持ちいいですし爽快感がありますよね。
リラクゼーション的要素をお求めの方や、単なる肩の筋緊張ならばそういった施術で充分です。
しかしなかなか痛みの解消につながるのには難しいのではないでしょうか?
慢性的な肩コリ改善には肩や首から目を離さないといけません
鍼灸の世界では「どんな肩コリでも、治せれば名人」と言われます。
それだけ「肩コリ」と一言で言ってみても苦しんでいる人の分だけ複雑な肩コリの背景があるということです。
健康な身体は、熱が全身を滞りなく巡っています。一方、肩コリの症状が強い方ほど、その熱の流れが上半身に集まりすぎのぼせ状態に陥っています。
上記したのは、のぼせ症状の一つです。
熱は上昇する性質がありますから、身体の上部へ熱がかたよるということになります。その熱のかたよりが首という人体でもっともくびれ、なおかつ生命維持に重要な神経や血管が通るところが滞りコってしまっている。
これが東洋医学的にみた「肩コリ」という状態です。
鍼灸で熱の上昇を下げることがポイント
熱のコントロールが上手く出来ていないということは、生命力自体が低下しているということです。
重要なのは、のぼせてしまったその熱を下げる鍼灸治療をすることです。
具体的にどうするかというと、鍼によって熱のコントロールを図り、灸によって熱を体に入れることで、上部ばかりに集まった血流を巡らすことで改善ができます。