肩こり、首こりはいったん力を入れてから抜くと楽になる。
こんにちは!あかつき堂鍼灸院の清水です。
コロナ禍では夏でもマスクをする必要があり、熱中症などに気を付けなければなりません。
また、テレワークやマスクを常時つけることで首こり、肩こり、それに関連して背中まで張ってくるよ、という方もいるでしょう。
今回はとくに慢性化しつつある首こり、肩こりに対するカンタンなケアを提案させていただきます。
これを読むことで少しでも快適にコロナ禍を過ごせるようになるでしょう。
全身の力を抜く
本当は寝た姿勢がいいのですが、それは限られた環境になるので、椅子でも大丈夫です。
まずは全身の力を抜いてみましょう。
できましたか?
カンタンだよ!とそう思うかもしれませんがそれは本当でしょうか?
たとえば、顎は重力に逆らっていますから、完璧に全身の力を抜くと顎が下がるはず、口がボーッと開かないまでも上下の前歯は離れるはずです。
どうですか?
前歯すら離れないようなら力が完全に抜けているとは言いないでしょう。
いや、実は体の力を抜くって意外と難しいのです。年齢を重ねていくほど。80代くらいになるとまず、全身の力を自由に抜けるという方のほうが少ないのではないかと思います。
話が少しそれましたが要するに、体の緊張を抜くというのは意外と難しいものだ、ということをわかっていただければOKです。
で、どうするか?
力を入れる
えっ?と思うかもしれません。
力を抜くんだよね?って。
でもこれでいいのです。
理由はカンタン。
いったん力を入れてから抜くほうが力を抜く方向性がわかりやすいから。
つまり、力を入れてから力を抜く。
- 普通に呼吸しながら首に力をぐーっと3秒くらいかけて入れていってください。
- そしてふーっと息を吐きながら今度は10秒くらい力を抜いていく。
- どこまで力が抜けていくか意識してみましょう。
単純に力を抜くよりも体の力を抜く意識がより鮮明であることが確認できると思います。
これを首、両肩、両二の腕、両前腕、両手、、と分割してそれぞれ行なっていきます。
これだけでもかなり力が抜けることに気づくでしょう。人によっては体が徐々に温まってくる感覚すらあると思います。
慣れてきたら胸部、腹部、背部、腰部とさらに続けます。
できましたか?
体の力がじわーっと抜けてくる感覚があればOKです。
そしてここからストレッチをさらにやっていただければ完璧!
ぜひお試しを!
ではまた。
具体的な鍼灸治療の説明は以下のリンクをご参照ください。きっとお役に立てます。