鍼灸初体験の割合

鍼灸の年間の受診率がどのくらいかご存知でしょうか?

インターネットで調べられた範囲ですが、おおむね5%前後という数値が出ています。

鍼灸師は「少なすぎる、もっと増やさなくては!」と声高に叫んでいるわけです。この5%が少ないか多いか、その人によって捉え方は様々です。(私自信はこのくらいでちょうどいいかなと思っています。)

ありがたいことにあかつき堂鍼灸院のホームページをご覧になり、そのうちの5%になるかもしれない(もしくすでに含まれているかもしれない)あなたはどう思いますか?

目安として出すと人口を1.2億とするとその5%は600万人、千葉県の総人口と大体同じくらいです。

ある論文(医道の日本、746号)によると、2005年と少し古い論文になりますが、2004年の20歳以上の鍼灸の受診率は6.4%、数にすると640万人という数値だそうです。

この数値をどう思うでしょうか?

その中でなぜ鍼灸治療を選んだかその理由のトップ3は以下の通りです。

  • 家族や知人の紹介が58.7%
  • 病院の治療や検査で不十分が12.8%
  • 薬を使いたくないが12.5%

で、この論文では、受診率を増やすには医師との連携が今後の課題になってくると書かれています。まあ、大学の研究室らしい結論だなと私は思いました。

で興味深いのはここから。

驚きのインターネット検索の割合

インターネット検索がきっかけで鍼灸を受ける割合は何%だと思いますか?

15%くらい?

30%かな?

50%?

いやいや、なんと0%なんです!

2004年というと、私が大学四年生で鍼灸専門学校に行こうと決心した頃合いのときです。当時はたしかにスマホなんてなく、ガラケーだけ。

SNSの走りであるmixiはあった気がします。でも、Facebookやインスタ、ツイッターはなかった。ましてやTikTokもないしユーチューバーもいない、そして個人的ホームページなんてもっていなかった。それがあたりまえの時代。

それにしてもインターネット検索からの流入が0%!

考えられますか?私はこの数値が本当に信じられません。

なぜなら、あかつき堂鍼灸院を見つけてくる方の8~9割はインターネット検索によって来てくれるからです。あなたもこうしてご覧になっているように。

スマホの台頭、SNSの躍進

今ではスマホというデバイスがいつでも手軽にあらゆる位置からあらゆる情報の検索を可能にした、それどころか個人個人が情報を発信するのがあたりまえ、「いいね!」をどれだけ集められるかが価値を生むような世の中になってきました。

でも15年を経てもなお受診率の5%はまだどうやら動かないらしい。

しかしながら、こうして個人個人が情報を自発的に発信、共有している時代に明らかに鍼灸を受ける人は増えていると肌で感じています。

そんな時代の変化を読みながら、鍼灸は人々にどのように語り継がれていくのか?これから考えて日記に記していきたいと思います。