まだ間に合う!未病を知って病のカウントダウンを防げ。
こんにちは!あかつき堂鍼灸院の清水です。
どんな方でも健康診断を年に一回くらいは受ける機会があると思います。その結果はいかがですか?
- 問題なかったよ、体も元気!
- 数値が微妙だけど自覚的に不調はないよ。
- ちょっと病気に気をつけないといけないかな。
いろんな方がいらっしゃるはずです。
さて。あなたはどうですか?
果たして健康でしょうか?
未病を知る。
今回は未病を知ることによって、病気にならないよう心掛ける大切さをお話していきたいと思います。
着実にあなたは健康を保ち楽しい人生の一歩を踏み出すことができるでしょう。
では未病とはそもそもなんでしょうか?
未病とは病気に向かっている状態
未病というのは東洋医学でよく使う言葉で、今現在病的な症状はないが、健康と病気の間にいる状態です。
当然鍼灸でもこれを考慮しながら施術をします。
未病状態は健康な状態を意味しません。
健康←→未病←→病気
- 例えば、お酒を飲む人がとくに悪い症状を感じない。
- けど喉や胃腸、肝臓は着実にダメージを受けている。
この状態が未病です。
つまり、不調に気づかないまま真綿でジリジリと締められているイメージです。
未病状態は気付きにくい
そう、ここで怖いのは未病状態の時でも、その状態に気付きにくいということです。
毎日にのようにお酒を飲む方も多いでしょう。
先ほど述べたように、お酒を飲めば内臓ダメージを受けますが、例えば肝臓はアルコールを分解しなければならず、肝臓は頑張ります。
つまり負担をかけます。
しかしすぐに肝臓がダメになるわけではありませんね。
1年に1回アルコールを飲んだくらいでは問題はないでしょう。
しかし、お酒好きが1年に1回はありえないでしょう。
1年365日の内何杯飲むでしょう?
それを何年繰り返すのでしょうか?
それでも何も調子が悪くならないという人も確かにいますが、あなたがそうだと言える自信はありますか?
肝臓は健康か?
調子が悪くない時が続いていたが、ある時「なんか内臓が痛い」と感じ病院に、肝臓癌と診断されたとします。
ではどのタイミングで肝臓癌になったのでしょう?
前日飲んだアルコールのせいでいきなり癌になったのでしょうか?
ここまで読んできた方ならもうお分かりでしょうが、長年飲酒で少しずつ肝臓を痛め続けてきたわけですね。
つまりずっと未病だったわけです。
未病を経て病気になるのがわかりますね。
肝臓は沈黙の臓器といわれ、かなり丈夫な臓器ですがだからこそ発見が遅れることになりやすいことはご存知でしょう。
沢山ある未病
他にも未病の可能性のある例を紹介します。
- いつもストレスにさらされる
- 職場ストレス
- 家族関係ストレス
- 自粛ストレス
ストレスは血流を悪くする要因になります。
血流悪化はあらゆる病の元になります。
- 食事内容がひどい
- 甘いものばかり食べる
- 脂肪の多いものばかり食べる
- 糖尿病や高血圧により脳卒中や心臓病になりやすくなる
- 毎日家事を行うことで慢性的な腰痛や肩こりの原因となる
- タバコ→百害あって一利なし
状態が良くても油断しないことが大事、体のメンテナンスを心掛ける
今回は不快な症状を感じられなくても、症状が悪化していることを未病だとお伝えしてきました。
そしてそれが最終的にどれだけの大惨事をまねきかねないこともお伝えしました。
その予防策もお伝えしたいのですが、体が悪くなるパターンはあまりに多く、十人十色なため、すべてお伝えすることはできません。
その人それぞれが自分の生活習慣や状況から判断する必要があります。
なので、あくまで一例として、当院 あかつき堂で行っている未病対策をご紹介します。
それは至ってシンプルです。
ここから一瞬だけ営業トークになりますが、ご了承ください。
根本的な治療が終わっても一ヶ月に一回程、鍼灸治療を受けてもらうことです。
例えば肩こりや腰痛に悩んで通院されいた方が治癒したとします。
肩こりや腰痛を病気と定義するならば、鍼灸治療により健康になったことになりますが、家事などをしていればまた痛みがぶり返す可能性があります。
いわばこれは未病状態なので、鍼灸治療にて体にメンテナンスを入れ、できるだけ健康に違い状態を維持するわけです。
私は鍼灸師なのでそのようなやり方をしますが、もちろん他に体のメンテナンス方法があるならそれで構いません。
病気になる原因を取り除くのはもちろん、整体や漢方を使うのも良いでしょう。
未病から病気ではなく、健康方面に状態を維持する意識を持ち行動することが、何より大切なのです。
今回のまとめ
- 未病とは健康と病気の中間、病気に向かっている状態
- 健康なつもりでも未病である可能性は高い
- 未病からジワジワと病気になる
- 未病を防ぐパターンは千万無量、自分で見極める必要がある
- 東洋医学系治療(鍼灸、漢方、整体等)は未病対策に有効
いかがでしたか?
この記事を読んでハッとなった方はいませんか?
しかしそのハッと気付くことこそが病気にならない第一歩なのです。
こうした情報がみなさんの役に立てれば良いなと鍼灸師として考えています。
今回もありがとうございました。