鍼灸施術に還元するために日々勉強が大事だと思う理由

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最近、スタジオジブリの宮崎駿作品の 「オンユアマーク」にハマっています。

この作品はCHAGE&ASKAの同曲のいわばPVであり彼らのLIVE会場で流された作品です。

6分40秒ほどの作品ですが、テーマは「神は死んだ」でおなじみ哲学者ニーチェの永遠回帰。

PV内でチャゲとアスカがあったかも知れない未来と、後悔、希望という無限の現在、可能性を永遠に無限に繰り返し続ける、という内容。

この作品を見てから僕の頭の中は永遠回帰についていっぱい。

なんだろう、この思想は。輪廻でもループ物ものでもない。

そんなわけでこのPVの元になった最近ニーチェ、その代表作「ツァラトゥストラはこう言った」を手に入れ日々読んでいます。

が、ホントに難しい。少なくともキリスト教の知識をある程度持ってないとわからない。

基本キリスト教の否定(神は死んだというくらいですから)なのは伝わってくるのですがこれがどう永遠回帰に繋がっていくのか。。

今上巻を手にしていますが、下巻まで頑張れるか正直不安です。

さて、鍼灸治療もその理論には一般の方には伝わりづらい側面があります。

たとえば陰陽論、五行説。非常に不可解であり謎ですが、鍼灸師にとってこの理屈で鍼灸治療体系が作られているのは間違いない。

今日まで鍼灸が生き残っているのがその証拠でしょう。

分からないものを学び、ああそういうことか。と腑に落ちること。

それが学びになりさらに自分自身を磨く材料になり、またいい鍼灸治療ができると僕は信じています。

その意味で僕は今、ニーチェを読まなければならないとそう無根拠の確信を持ってツァラトゥストラに挑戦しています。

本当に理解するためには聖書も紐解かねばならないでしょうし、もしかしたらギリシャ哲学まで遡らなければならないかもしれない。

でも、そこに鍼灸の原点である東洋哲学との違いや共通点を見出し鍼灸へと還元できるならやるべきだと思うのです。なにしろ知らないことを知るのは楽しい。

そんなわけで今後ともよろしくお願いします。