肩こり、腰痛、首の痛みになる基本的な理由
- 長時間立ち仕事をしていると首が痛く 頭痛にもなる
- 家事をしていると肩や腰が痛い
- デスクワークをしていると腰や肩 首が痛い
だから。
- 湿布を貼る
- 鎮痛剤を飲む
それでむりくり体を動かしている方は多いのではないでしょうか。
また、中にはマッサージに行ったが治ならない というかたも多いのではないでしょうか。これらの痛みは慢性的なものだから仕方なと諦めていませんか?
しかしながら、それら対処療法(その場しのぎの方法)では治らないどころか 症状を悪化させる可能性があります。
マッサージ等も効果がないわけではありませんが 治療方法が間違っていれば治りません。
ではその理由を書いていきます。
何故肩や腰の首等といった場所の痛みは改善しないのでしょうか?
それにはまず何故痛みがでるかをお話せねばなりません。
それは結構シンプルで、多くの場合、筋肉等がかたくなって神経を圧迫するからです。
筋肉がかたくなることくらい知っているという声があがりそうですが、ここをしっかり理解していないとセルフケアする際に効果を出すことができないでしょう。
神経が圧迫されると痛みになる
神経が全身に張り巡らされているのはみなさん知っているでしょう。
神経は脳からでている感覚を読み取るセンサーです。手で熱いものを触れば「熱い!」と手の神経を通して脳にその情報が伝えられます。
熱い物を触っていたら火傷しますし、それを防ぐための体のシステムというわけですね。
当然、筋肉や骨にも神経が通っていて、異常が起これば「痛み」として脳が認識します。
例えば転んで肘や膝を打ってしまった時、したことない人はいないと思います。
そう筋肉痛ですね。
これは筋肉を更生する筋繊維がかたくなることで筋肉内の神経を圧迫することで起きます。このように当然骨も筋肉も、痛め付けるような行為をすれば痛みが発生するのは当然だというのはみなさんお分かりだと思います。
この場合は 安静にしつつ、脚など痛い所をストレッチやマッサージするのもいいでしょう。
しかし、痛いところだけケアしてもダメなケースが多々あるのです。
それが何かわかりますか?
ヒントは部分を見ているか、全体を見ているか、です。
全身の骨や筋肉は繋がっている
全身の骨や筋肉は繋がっていることは、多くの方が知っているのではないでしょうか?しかしそれらがどれくらい相互に関係しあっているかまで理解している方は少ないでしょう。
例えば腰痛に悩んでいる方で、整体院に通ったが治らなかった というケースはよくききます。
しかしこんな話があります。
整体院Aに通ったが治らず、整体院Bに通ったら治った という話です。
ではその違いはなんだったのか?
整体院Aは腰だけマッサージ、整体院Bは全身をマッサージしていたからだと考えてみてはどうでしょう?
どういうことかというと、患者さんの腰がかたくて痛いのは間違いなかったが、その原因は「他の筋肉等」が腰に悪影響を与えていた可能性がある、ということ
ここ、すごく大事なポイントです。
想像してみてください。
立ったまま野菜を切ったりお皿を洗う。どこの筋肉に負担がかかるでしょう?まず立っているので脚の筋肉に負担がかかります(つまりかたくなる)。そして下を向いています。
頭はボーリングの玉並みに重いとされていて(7~8kg)それを背中の筋肉で支えるわけです。すると背中に負担がかかります、つまり背中の筋肉がかたくなる)。
この状態だと背中と脚の筋肉がかたく収縮し、これらと腰の筋肉は繋がっているため、腰の回りの筋肉を引っ張り 結果として腰の筋肉もかたくなり 、筋肉と骨は繋がっているので 腰の骨を引っ張り負担を…といった負のスパイラルを引き起こし、なかなか痛みの消えない体になってしまうということが考えられます。
まとめ
- 湿布や痛み止めでは根本から痛みの原因が治るというは限らない
- 痛みの原因は筋肉の硬直とそれに伴い骨格バランスが崩れ神経を圧迫している可能性
- 多くの症状は筋肉の緊張をとることで改善する可能性がある
- 全身の筋肉や骨は繋がっているので、痛みのある部位が原因とは限らない
- 整体院や鍼灸院に通っても、痛みのある場所だけを施術する院はおすすめしない
いかがでしたか?あなたの想像する以上にからだは絶妙なバランスで維持されていると驚かれたかもしれません。
しかし、このブログを参考にしていただくことで、きっと今の辛い状態から抜け出す一つのきっかけになると確信しています。
ぜひ参考にしてみてください。ここまでお読みいただきありがとうございました。