50代女性。股関節の痛みに対して著効を得た鍼灸施術の一例。

こんにちは、私は市川市のあかつき堂鍼灸院の清水と申します。

今回は股関節の痛みに対する鍼灸のアプローチについて書いていきます。

まず、私の感想として鍼灸の相性は個人差があります。

今回のケースでは、当院の施術と相性の良い方の例を取り上げます。

鍼灸の効果には個人差があります

この方は鍼を刺した瞬間から変化・改善が見られるケースで、効果がはっきりと現れました。

動作テストの変化を見るために、仰向けになって両膝を立て、膝を左右に倒し、腰を持ち上げるテストを行います。

股関節に痛みが出るかどうかを確認します。

次に全身を触診し、凝っているポイントを見つけます。

この段階でほとんどの方の凝り方は判断できます。

陰陵泉というツボは女性に関連深い

今回は膝の内側にある「陰陵泉」というツボの反応(つまり圧痛)を重要視しました。

このツボは女性に関連が深く、圧痛が取れることで血流が改善されることを確認し、股関節の動作痛を確認します。

このケースでは施術開始から約5分で緩和が見られました。

旅行好きであることが功を奏したか

痛みが強くても、患者さんの回復力が十分にある場合は驚くべき結果が得られることがあります。

この方は歩くのが好きで旅行も好きな方であり、体調管理のために定期的に鍼灸を受けています。

筋力が十分にあることも改善の要素と考えられます。

したがって、不調になったとしてもすぐに回復できる準備が整っていると言えます。

通常では少なくとも4〜5回の鍼灸施術が必要になるでしょう。

股関節の痛みを訴える方の多くは筋力が不足しており、運動不足の傾向があります。

適度な運動は重要です。

苦手な方でもストレッチから始めてみることをおすすめします。

最近ではYouTubeを検索すると誰でもできるストレッチなどの動画がすぐに見つかります。

まだ試したことがないなら是非始めてみましょう!

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