花粉症に鍼灸は効果的
日本の風土病である花粉症
春先に花粉症で苦しむ方も多いのではないでしょうか?花粉症いわば、日本の風土病であるといえます。
薬でいかに花粉症を抑えるか。
そして最近の花粉症治療法は暗黙の了解のように、「いかに薬で症状を抑えるか」ということに終始しています。
確かに薬は症状を抑えることはできる、しかし対症療法そのものであり眠さ、だるさ、頭痛など副作用も当然起こり得ます。
花粉症は鍼灸で低減できる
花粉症の症状が強い方は同時に、肩こり、頭痛、首コリの傾向が強い傾向があります。
当院が目指すテーマのひとつに「西洋薬(化学物質)によらない医療、東洋医学、つまり鍼灸の可能性を示すこと」があります。
したがって鍼灸によって緩和を図ると花粉症の改善につながることをよく経験します。つまり、上半身の症状が改善することで、花粉自体に反応しない体づくりができるのではないかと現時点では考えています。
薬を使用せずに軽減できることは、具体的にいえばのようなものがあります。
このような方に鍼灸がおすすめです
- 薬の効きが芳しくない方
- 自然療法によって改善させたい方
- 対症療法ではなく根治療法を望む方
- 妊娠等、何らかの理由で薬が服用できない方
花粉症という最も日本でポピュラーな症状に対して鍼灸の効果を示すことができれば、さらなる普及に貢献できるはずです。
そのような背景にあって、当院においてパイオネックス(無痛を可能にする極めて微細な0.6㎜鍼がついたシール)を使用し、体に微弱な刺激を一定期間与えることで、症を軽減する経験を多くするようになりました。