一時しのぎでも花粉症症状を和らげる3つの方法

新型コロナウイルスが騒がれていますが、3月は花粉症が本格化するシーズンでもあります。

ご自身で対策することもある程度は可能ですので以下をご参考になさってください。

  • 耳を揉む(ジーンとあったかくなるまで1分程度)
  • 頭部全体をマッサージする(1分ほどジーンとあったまるまで)
  • じわっと汗が出るくらいのストレッチや軽い運動をする

4つに共通しているのは熱の逃げどころを確保することです。

ではそれはどういうことか?

花粉症はのぼせ症状のひとつ

花粉症はのぼせ症状と考えいるからです。

のぼせとは体の熱が上部へ行き循環できず逃げ場がない状態のこと。 

花粉症の方は往々にして肩こり、首こりなどのぼせ症状、風邪に似た症状が出ているものです。

あなたはどうでしょう?

つまり、花粉をきっかけとして主に鼻や、目、口などの粘膜を通してくしゃみ、鼻水、目の痒みとして熱を逃がそうとする反応、それがずばり花粉症の東洋的な解釈です。

花粉症に対する東洋と西洋の違い

西洋医学的な考えとは全く異なることに気づくと思います。

先の上記の方法は熱を効率的に逃す通路だとお考えください。一時凌ぎではありますが効果が期待できます。

しかしながら、本当に重要なのは体ののぼせという状態にならない体作りです。花粉症があるということは、こういう体の傾向があるのだということですから。

鍼灸治療は免疫システムを賦活できる

花粉症に対する鍼灸治療も言ってみれば血液循環、自律神経の安定化をはかり免疫力をつけていくことなのです。

体の不調から改善することはもちろんですが、不調になりにくい体作りに鍼灸はとても有効です。もし機会があればお近くの鍼灸院で鍼灸治療を受けてみてくださいね。