慢性腰痛の場合、湿布など患部を冷やすことは有効か?

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医学的には腰痛の80%以上は心因性、つまり明らかな原因がないとされその多くはストレスや精神的なものを起因として誘引するものだとされているということをご存知でしょうか?

  • 明らかな原因がない?
  • じゃあ今痛いこの腰痛ってどうしたらいいの?

そう思いますよね。

慢性腰痛とは3ヶ月以上痛むことを言いますが、このケースでは少なくとも腰を冷やしたりすることは当鍼灸院では避けるべきだと考えています。

  • 湿布
  • アイシング

という類ですね。痛いとどうしてもそこに何かしたくなりますが、上記したものは急性期以外の状況では(ぎっくり腰など)避けたほうが賢明です。

なぜ、冷やすことを避ける必要があるのか?

慢性腰痛は血行不良によって筋肉や皮膚が硬くなっていると考えられるからです。そして筋肉の硬さや血流などは医学的に無視されます、つまり医学的な判断材料にはなり得ないのです。(私は腰痛の80%は心因性という理由はここにあるのではないかと考えていますが詳しくはまたいずれ)

つまり患部を湿布などで冷やしてしまうと、より血行不良が起き、治るということからどんどん遠ざかっていってしまうということ。

どうも信じられないと思うかもしれませんが、もしあなたが湿布をはってもどうも痛みが良くならないなとずっと感じているのならば、保温するという思考をシフトチェンジしてみることをおすすめします。

体の保温に必要なこと

腹巻は保温にとてもすぐれた道具です。でも夏場は不向きですので就寝時だけ使用するといいですよ!

また冷たい飲食物(夏場は特に)を避け、体の内部への冷えの要素を持ち込まないとか気をつけることが改善への近道です。生きている体は温かいですよね。温かいのは血流が満遍なく身体中を駆け巡っているおかげなのです。