汗冷えでわかる体の不調
汗をかいたあとにと次のことに気づくことがあります。
- 体のある部位だけ汗で冷やされ冷たい
- たとえば、お腹を触るとおへそより上が冷たいなど。
- 冷たいところとそうでないとところがある。
どれも体の回りの滞りを示すサインです。
汗は水分を気化させて体表の体温が下げる重要ね役割があります。しかし、日々私が鍼灸施術をしていると汗で体が必要以上に冷えてしまっている方とそうでない方がいることに気づきます。
たとえば、40肩の人では患部だけでなく、痛い側の腹部がそうでない側より冷たい、とか、胃腸の調子が悪いかたは汗でお腹が冷えている、とかそういう反応です。
そして往々にして汗で冷えるところがないという方は健康です。
抵抗力がない部位は冷えたまま
これは、汗はもちろん体を冷やす作用がある体の整理機能ですが、それ以上に体のおる部位が冷えてしまっているのは、「汗はかけても、その冷やされた部位へ再び血流をうまく回せていない状況がある」ということ。
つまり体の免疫力の低下を示すサインのひとつであり、体の血流が滞っている、ということを想像させます。
こういった反応のときは、その冷えた部分の汗をこまめに拭く、冷やさないことが大切です。
とくに腹部が、汗で冷やされているときは胃腸の疲れがありますから、冷たいものを飲み過ぎるの控え白湯(さゆ)を飲むのをお勧めします。
ぜひ試してくださいね!
ではまた!
汗冷えのまとめ
・汗をかくと冷える場所とそうでないところがある。
・冷えているところは、血流が滞っているサイン。
・こまめに汗を拭く、冷たいものを習慣にしないように気をつける。
・汗で冷えてしまう部位は汗で冷やされてもとの体温になる抵抗力が不足していると心得よ。