天下取りの秘訣は健康!?徳川家康に学ぶ健康術
こんにちは!あかつき堂鍼灸院院長清水です。
戦国時代で最終的に天下を取った人物は誰でしょう?
それは徳川家康です。
豊臣秀吉は?と思う人もいると思いますが、ちょっと歴史をおさらいしましょう。
1582年
天下統一を目前にした織田信長が家臣の明智光秀に裏切られ死亡(本能寺の変)。信長享年49歳。
その後、光秀を豊臣秀吉が倒す(山崎の戦い)。
1590年
豊臣秀吉率いる大群が、最後まで抵抗した北条氏を降伏に追い込み天下を統一(小田原の役)。
この時秀吉53歳、家康48歳。
1598年
豊臣秀吉死亡。享年63歳。
1600年
徳川家康(この時58歳)が豊臣派の石田三成軍を破り、最も力のある大名になる。
1603年には征夷大将軍(天皇からもらえる武士の頂点の称号)にもなる。
1615年
豊臣秀吉の子 豊臣秀頼を滅ぼし豊臣家滅亡。
完全なる天下人になる。このとき家康73歳。
1616年
徳川家康死亡、享年74歳。
以上のように簡単に歴史を振り返りましたが、徳川家康が天下を取ったのは73歳の時点で、74歳まで生きました。
当時は平均寿命も低く、庶民なら30~40で死ぬのも珍しくない。
比較的豊かな生活をしていた大名でさえ、40代~60代で失くなることが多かった時代です。
その時代に73歳で天下を取る時まで現役の軍人だったわけですね、徳川家康は。
みなさんはできますか?
いかにスゴいかがわかると思います。
家康は健康マニア?
徳川家康は健康マニアだったと言う話は、歴史が好きな人ならきいたことがあると思いますが、具体的に何をしていたんでしょう?
あくまで語られている内容ですので事実かはわかりませんがいくつかあげて見ましょう。
- 酒を飲み過ぎない
- 暴飲暴食をしない
- 白米より玄米を食べる(ビタミンB1が玄米のほうが多い)
- 自分で漢方薬をつくるほど漢方薬を好んだ
- 鍼やお灸による施術を受けていた
- などがあります。
どこまで事実かはわかりません。
しなしハッキリしていることがあります。
それはこの健康術は現代でも変わらず使える健康術だということ!
ここ、大事です!
- お酒を飲みまくる人が健康でしょうか?
- 暴飲暴食する人が健康でしょうか?
- 栄養が足りない人が健康でしょうか?
- 健康を意識しない人が健康になるでしょうか?
徳川家康はよく例えで「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」な人だと言われていました。
それは天下を取ることができるタイミングまで辛抱強く待ち、機会を逃さなかったからこそ天下がとれたのだと思います。
天下を取ったのは失くなる一年ほど前でした。
家康が健康に気を使わず、健康状態がもっと悪かったら天下を取れなかったかもしれません。
家康は鍼灸を使っていたのか?
事実かはわかりませんが、家康は鍼やお灸を受けていたと言う話があります。
私的にはこれは十分考えられると思います。
他の大名が鍼灸師を呼んで施術を受けていたのはよく言われていることですし、漢方薬などを自分で調合する程ですし、鍼灸を使っていなかったほうが考えにくいと思います。
鍼灸師としてのヒトコト
今回は徳川家康の天下取りが、家康が健康に気を使っていて長生きできたからではないかという話をしました。
しかしながらこれは現代に生きる皆様にも言えることだと考えています。
例えば定年で退職したら旅行を楽しみたいと考えていても、その時に健康ではなく病気だったら、その考えは実現しないかもしれないのではないでしょうか?
また、水泳で池江璃花子選手がガンで選手生命を断たれかねない時がありましたよね?
今は復帰はできましたが、五輪ではメダルは取れず、やはり本調子ではないのかもしれません。
才能があっても夢があっても、健康でなくては目標を達成するのは難しい!と心から思います。
皆様もぜひ「今」から健康に気を使う行動をしてほしいと感じています。
今回もありがとうございました。